はじめに
このページでは,Google Meetの基本的な使い方について紹介します.
Google Meetとは
Google Meetは,Google社が提供するWeb会議システムです.会議や通話を行うことができます.
- パソコンにアプリをインストールする必要がなく,Webブラウザから利用できます.
- スマートフォン・タブレット用にはアプリもあります.
- Chrome,Firefox,Safari,Edgeなど,最近のほとんどのブラウザに対応しています.
- 複数の会議に同時に参加でき,複数の会議を同時に開催できます.
- Googleアカウント + ブラウザだけで完結する手軽さと,複数会議を同時に開催できることから,少人数のグループをたくさん作るような形態に向いています.
- (デフォルトの場合)100人までのミーティングを作成可能です.
東京大学のアカウントでの利用
東京大学では,Google社の「Google Workspace」が「ECCSクラウドメール」として提供されています.Google Meetもその一部に含まれているため,東京大学の構成員は,ECCSクラウドメールのアカウントでGoogle Meetを利用することができます.
利用手順
ここでは,パソコンのブラウザ上でGoogle Meetを利用して「会議」を行う手順を説明します.
「会議」は,ミーティング,少人数授業,ゼミなどに適しています.なお,Google Meetには電話番号等の連絡先を用いた「通話」の機能もありますが,今回は取り扱いません.
また,スマートフォンやタブレットでの利用方法については,Google Meetのスマートフォン・タブレット向けアプリについてを参照してください.
以下の手順では,Google MeetなどのGoogleサービスにアクセスします.その際,ログインしていない場合はログインするよう求められますので,ECCSクラウドメールのページの「利用開始の手順」を参照してログインしてください.
利用の流れ
会議の作成
会議の作成は,Google Meetのトップページに加え,Gmail,Googleカレンダーなど,他のGoogleサービスからも行えます.ここでは三つの方法を紹介します.
方法1: Google Meetのトップページ経由
- 以下のリンクから,Google Meetにアクセスしてください. Google Meet
- 右上のアイコンをクリックし,ECCSクラウドメールアカウント(
xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
)にサインインされていることを確認してください.- 別のアカウントでサインインされている場合,アカウント一覧からECCSクラウドメールアカウントを選択してください.
- 「新しい会議を作成」ボタンを押し,「次回以降の会議を作成」を選択してください.
- 「参加に必要な情報」として会議室のURL (
https://meet.google.com/xxx-xxxx-xxx
) が表示されるので,コピーし,参加者へ共有してください.
方法2: Gmail経由
- 以下のリンクから,Gmailにアクセスしてください. Gmail(ECCSクラウドメール)
- 左側の「Meet」タブを開いてください.
- 「新しい会議を作成」ボタンを押してください.
- 会議室のURLが書かれたウィンドウが現れるので,以下のいずれかの方法で参加者に共有してください.
- 別の場所(UTOLなど)で共有する場合:URLをコピーし,貼り付けてください.
- メールで共有する場合:「招待状を送信」ボタンを押し,「メールで共有」を選択してください.URLが記載されたメールが自動で作成されるので,必要に応じて編集し,送信してください.
方法3: カレンダー経由
- 以下のリンクから,Googleカレンダーにアクセスしてください. Googleカレンダー(ECCSクラウドメールアカウント)
- カレンダー上の適当な場所を左クリックしてください.
- イベントの作成ウィンドウが開くので,ウィンドウ内の「Google Meetのビデオ会議を追加」ボタンを押してください.
- 会議室のURLが生成されるので,右側のコピーボタンを押してください.
- コピーされたURLを参加者へ共有してください.
- もしくは,上で作成したイベントを参加者と共有することもできます.この場合,参加者はカレンダー上のイベント経由でURLにアクセスできます.Googleカレンダーを共有している人同士(例:研究室のメンバーなど)での会議に有用です.
会議への参加
- 開催者から,会議のURLを(UTOL,メール,カレンダー経由などで)受け取ってください.
- URLをブラウザで開いて会議に参加してください.このとき,
- 参加者が,ECCSクラウドメールのアカウント(
xxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
)でログインしていれば,直ちに会議に参加できます. - そうでない場合,開催者の画面に,参加の許可・不許可を選択する画面が現れます.開催者が許可すれば会議に参加できます.一定時間許可がないと参加できず,エラーになります.
- したがって,非常に多数が参加する会議に対しては,参加者にECCSクラウドメールのアカウントでログインするよう求めることが現実的です.従ってこの場合,会議に参加できるのは東京大学の教職員・学生(+ 少数の,明示的に許可する参加者)ということになります.
- 参加者が,ECCSクラウドメールのアカウント(
会議中の操作
画面の共有
会議中に下側の四角形 + 矢印アイコン(「画面を共有」)を押すと,画面を参加者に共有できます.画面全体を共有することも,特定のウィンドウだけを共有することもできます.プレゼンテーションや講義資料などを表示するのに使います.
録画
会議中に右下の図形アイコン(「アクティビティ」)を押し,表示されたアクティビティ一覧から「録画」を選ぶと,画像と音声を録画できます.録画が終了すると,動画ファイルがGoogle Driveに保存されます.
その他
Google Meetのスマートフォン・タブレット向けアプリについて
Google Meetには,スマートフォン・タブレット向けアプリがあり,スマートフォン・タブレットで会議・通話を行うことができます.詳細な利用手順についてはGoogle Meetのヘルプを参照してください.